吉野家刃物男立てこもり

福田尚宏犯行予告「テレビ局に電話してやる気満々」

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福田尚宏(ふくだたかひろ)容疑者(53)は、千葉県八千代市の「吉野家八千代台西口店」に刃物を持って立てこもりをした建造物侵入と銃刀法違反の疑いで逮捕されました。

福田たかひろ容疑者は犯行直前、日本テレビやフジテレビなどのテレビ局に電話をかけていたことが新たに分かりました。

福田尚宏犯行予告「テレビ局に電話してやる気満々」

  • 名前:福田尚宏(ふくだたかひろ)
  • 年齢:53歳
  • 住所:不定
  • 職業:無職
  • 容疑:建造物侵入並びに銃刀法違反

 

12月15日に吉野家に包丁を持って立てこもった福田尚宏容疑者は、犯行前に日本テレビに犯行予告の電話をかけていたことが明らかになりました。

<事件発生20分前>

福田容疑者:「もしもしー?」

日本テレビ:「はい、もしもし」

福田容疑者:「あのさぁ、これからちょっとあの問題起こすんだけどさ」「店に立てこもってうん、暴れてやろうと思ってっから」

日本テレビ:「少々お待ちいただいてもよろしいですか?」

福田容疑者:「あぁもうこれから行くからさすぐに」

<事件直前>

福田容疑者:「おれ福田だわ」

日本テレビ:「はい?」

福田容疑者:「フ・ク・ダ」

日本テレビ:「何を聞いてほしいということですかね?」

福田容疑者:「あぁつまんねぇ話なんだけど、うん、まぁね、そこら辺は…うん、人質もとるから」

日本テレビ:「警察にも連絡してるんですか?」

福田容疑者:「いやしてないよ」「あっという間に捕まっちゃうからね」

日本テレビ:「やめていただいてほしいんですね」

福田容疑者:「無理無理無理!もう決行する腹になってっから、うん、もうあと5分ぐらいで着くわ、店には」

日本テレビ:「どうでもいいとか、つまらないことっていう理由でやるんであれば、やめてください」

福田容疑者:「それは無理だわ」

<事件直前の電話から約1時間後>

福田容疑者:「もしもし?あっ今ね、あのーちょっとね、ある牛丼店で立てこもりやってるんだけど、うん」「さっき電話したら、うん、あのーやめろって言われんけんが、うん、そんなわけにはいかんし、うん、今ね、あのー厨房で籠城してる」

記者:「警察の方はこう何か呼びかけられたり…」

福田容疑者:「うん、だから今交渉中なんだけど、うん」

日本テレビ:「目的を伺いたいんですけれども」

福田容疑者:「うん、あんまりにもね、対応が悪すぎると、うん、それでちょっと、うん、今回ね、うん」

日本テレビ:「対応が悪かったということですけれども」

福田容疑者:「それは来てから、ちょっと話そうや」

日本テレビ:「もしもし?」

福田容疑者:「…」

途切れた電話…すると…

捜査員とみられる声「いけいけいけ!動くな!包丁とった」「動くなー!」

福田容疑者:「動いてない動いてない」

逮捕後は黙秘を続けているという福田尚宏容疑者。その話し方は特徴的で、挑発するというよりかは小心者が無理をしているというように聞こえました。

こういう「うん」とか「だから」とかいう話し癖(フィラー)を使う人は
他者とのコミュニケーションに問題があって、独りよがりで
どうしてまわりは俺の気持ちを理解しねえんだ となりがち。すごく特徴的

わざわざ日本テレビに電話をかけるなどしてやる気満々だった福田尚宏容疑者ですが、その行為とは裏腹に、思ったよりも警察や報道陣、やじうまが多く集まり怖気づいたのではないでしょうか。

店に文句があるにもかかわらず逮捕後には黙秘を貫いているということは、そのクレームがよくよく考えれば言うのも恥ずかしいくらいたいしたことではないことに気付き、立てこもりの犯行を後悔している証拠だと感じます。


「犯行は出来心と好奇心だった」

そもそもなぜ福田尚宏容疑者は立てこもりをしようと思ったのでしょうか。それは福田容疑者自身が日本テレビに話したように、「あんまりにも店の対応が悪すぎた」ことに対して恨みを買っていたからでした。

吉野家の評判について調べてみると、「出された牛丼の量が思ったよりも少なかった」と感じる人が多くいることが分かりました。そして福田尚宏容疑者も、そのように感じた客のうちの一人だったのでしょう。

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当時店に「牛丼の量が少ない」とクレームをつけた福田尚宏容疑者ですが、牛丼の量はマニュアルで決められていてそのグラム数をきっちり測って提供していると店員から説明されます。

ところが納得のいかない福田尚宏容疑者はカスタマーセンターに電話。さらに文句を言い放ちます。しかしながらカスタマーセンターからも店の店員と同じ説明をされ、その返答の仕方が思っていたことと違った福田尚宏容疑者はとうとキレます。

店を困らせてやろうというほんの出来心で立てこもりの犯行を思いつきました。まずは日本テレビに福田尚宏容疑者が電話をして、自分がクレーマーのヒーローにでもなったかのようにその段取りを考えた福田尚宏容疑者の心情は、「どうなるかな」「楽しみだな」という、怒りというかもはやワクワクした好奇心でした。


福田尚宏の本性「モンスタークレーマー」

53歳にして無職、という背景からは福田尚宏容疑者は妻や子供のいない単身の身だったと想像します。独りでお金もない福田容疑者は、安くておいしいが売りの吉野家のようなお店をよく利用しているのでしょう。

そしてお金もない、仕事もない、そんな福田尚宏容疑者が暇つぶしにやり始めたのがまさに”クレーマー”でした。お店にクレームをつける人物はだいたい他の店でもしょうもないことで文句を言っていて、しかも暇人であるという特徴があるかと思います。

さらに、大口を叩くものの実は内心小心者で、相手側が自分に謝ることで優越感を感じ楽しんでいる傾向にあるのも事実です。

実際に福田尚宏容疑者からクレームを言われたことがあるという人物は以下のように話します。

以前福田さんの住む部屋の隣に住んでいた時に、騒音について文句を言われたことがあります。大柄で怖そうな人だったのですぐに謝りました。すると「いやー分かればいいんだよ」って急にニコニコしちゃって、なんかちょっと「え?」っていう感じで変わった人だなっていう印象でした。あークレーム付けたいだけの人なんだなって。

福田尚宏容疑者のこういった言動は、今回の電話音声に見られたおどおどしていてどこか控えめ感じからも想像できる気がします。

モンスタークレーマーが立てこもり犯に。
どの業界や職場でも、モンスタークレーマーと遭遇することがあります。

私もそういう方とお話することがありますが、彼らの共通点は自分の論理は100%正しく。

ほかの理論は間違っていると、ねじ曲がった根性で折れない意味不明な強さから来ています。

この様な方々の内、重度のクレーマーは心の病を疑ってしまいたくなる人も。

企業や、お店はお客様は神様的な扱いをまだ続けていますが、お互いが尊重し合える立場であることが本来かと。

そして、行き過ぎたモンスタークレーマーに関しては、リスト化して各企業などと供給するシステムがあればなと思いました。

個人情報が重要視される昨今では、無理でしょうけれども。

このコメントにもあるように、福田尚宏容疑者は何事にもクレームを言わずにはいられない、一種の依存症みたいなものになっているのかもしれません。仮にそれが不治の病だとしても、こんかいの立てこもり事件のような迷惑行為は決して許されるものではありません。今回に関しては人質や被害者がいなかったものの、今後同じようなことが起こり他人にも危害を加えるような事件だって起こりえます。

「行き過ぎたモンスタークレーマーに関しては、リスト化して各企業などと供給するシステム」が本当に存在すれば、クレーマーが起こす凶悪な事件は事前に防げることは間違いなさそうです。

吉野家立てこもり事件 概要

極楽とんぼ加藤浩次(52)がMCを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)は16日の放送で、前日15日に千葉県八千代市の牛丼チェーン店「吉野家」で刃物を持って立てこもったとして千葉県警に逮捕された男とみられる人物から、事件の時間帯に日本テレビ宛てにあったという電話の音声を報道した。

日刊スポーツ

<事件概要>

  • 日時は2021年12月15日午後4時10分dごろ
  • 場所は「吉野家八千代台西口店」
  • 「包丁を持った男が厨房に入ってきた」と110番通報があった
  • 店内に入った警察官15人ほどが、厨房内にいる男の説得を続けた
  • 午後5時29分、銃刀法違反と建造物侵入の疑いで男は現行犯逮捕された
  • 男は「吉野家のカスタマーセンターに電話した際の対応が悪かった」と話している

 

  • その後の調べで男の名前は福田尚宏(ふくだたかひろ)、年齢は53歳と判明
  • 福田尚宏容疑者は事件発生直前や犯行時に、日本テレビに電話していたことが分かり、その内容も公開された
  • 福田尚宏容疑者は犯行動機について黙秘を続けている

追記:福田尚宏はフジテレビにも電話していた

通報から約1時間20分後、警察は男が「たばこを吸う」と言って移動した隙に取り押さえ、銃刀法違反などの疑いで現行犯逮捕した。

この事件が起きる直前、容疑者の男とみられる人物からフジテレビに電話がかかってきていた。

FNNプライムオンライン

なんと事件前、福田尚宏容疑者はフジテレビにも電話をかけていたことが新たに分かりました。

福田容疑者:「あーんとさ、これからちょっと事件起こすから。お宅、独占したらと思って。音声とってる?」

フジテレビ:「 お名前は?」

福田容疑者:「いやそれは言えない…」 「 大きい話になると思うんだ、たぶん…」

フジテレビ:「どこだか教えてください?」

福田容疑者:「 まーもう酔っぱらってるよ。でも事件を起こすから… 」「 千葉の八千代市 」

フジテレビ:「 八千代市? 」

福田容疑者:「吉野家ね」

フジテレビ: 「吉野家? 」

福田容疑者:「言ってなかったか?トラブルがあったから… 」「あまりにもひどい対応だったから、花火あげてやる…」

フジテレビ:「 何のトラブルがあったんですか? 」

福田容疑者:「いやそれは色々あったんだけど。もう一回、事を起こしてから連絡入れるわ。そうすれば分かると思うよ」

一度切れて、再びかかってきた電話…

福田容疑者:「 んーと、立てこもるから… 」

フジテレビ:「立てこもる?どちらに? 」

福田容疑者:「それも言わん」

「酔っている」と自ら語った福田尚宏容疑者。ところどころろれつが回っていないような、聞き取りづらい言葉もあったとのことです。

日本テレビにフジテレビ…福田尚宏容疑者はいったいどれだけ注目を浴びたかったのでしょうか…

追記:福田尚宏と吉野家店員は以前にトラブルになっていた

 今月15日、千葉県八千代市の牛丼チェーン店「吉野家」で、男が刃物を持ち、立てこもった事件で、男が以前に「店員とトラブルになった」と話していることが新たにわかりました。

TBSNEWS

12月17日朝、送検される福田尚宏容疑者です。

犯行について黙秘を続けている福田尚宏容疑者ですが、立てこもりをした「吉野家八千代台西口店」で、以前に「店員とトラブルになった」と供述していることが新たに分かりました。警察はこの”トラブル”が犯行のきっかけになったとみて捜査を続けています。

また福田尚宏容疑者の家の近隣住民は福田容疑者に対して、「元気におはようございますと言って出て行ったから、買い物に行ったと思った。普段一切(家から)出ない」と語りました。