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キリン「ひまわり」に動物虐待「死因は熱中症で獣医師不在説も」

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キリンの「ひまわり」(1歳8か月)が神戸市立王子動物園から岩手サファリパークへ移送中に、輸送箱の中で亡くなりました。

ひまわりは首や手脚を曲げないと入れない大きさで鉄製の箱に閉じ込められて輸送されたということで、ネット上では「動物虐待だ」とする声が多く上がっています。死因はいまだ調査中。搬送時車内にはスタッフ、獣医師不在説も…

キリン「ひまわり」移送中に死亡


神戸市立王子動物園

キリン「ひまわり」の移送中の死亡について

昨日4月12日の朝、キリン「ひまわり」(メス、1歳8か月)を岩手サファリパークへ向け送り出し、無事到着することを心待ちにしておりました。体調を確認しながら細心の注意を払い、大事に輸送していただいておりましたが、同日19時30分、搬送途上で死亡を確認したとの連絡がありました。

19年ぶりに王子動物園で生まれた「ひまわり」は、母親「マリン」と共に暮らす愛らしい姿をたくさんの方々に見守られ成長してきました。この度、繁殖を目指して多くの方々の応援をいただきながらの出来事で、非常に残念でなりません。
約2年間と短い間でありましたが、今まで皆様に可愛がっていただきましたことに、心よりお礼を申し上げます。
なお、死亡の詳細については、岩手サファリパークより報告があり次第、当園のHP等でお知らせいたします。


岩手サファリパーク

本日4月13日(水)、神戸市立王子動物園から岩手サファリパークに搬入予定だった
キリンのひまわり(♀1歳8ヶ月)が昨日4月12日(火) の19:30頃、移送中の輸送箱の中で亡くなりました。
多くのお客様にこのような残念なお知らせをすることとなってしまい大変申し訳なく思います。
そして「ひまわり」の冥福を心からお祈り申し上げます。
なお、死因に関して現在調査を行っておりますのでご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
調査結果が判明次第、早急にお知らせして参ります。

本日搬入予定だった、
キリン「ひまわり」の死亡についてお知らせ致します。
詳しくは当園HPをご覧下さい。ひまわりちゃんのご冥福を
心からお祈り申し上げます。岩手サファリパーク スタッフ一同

到着を待ちわびていた岩手サファリパークスタッフの皆さんでしたが、このような悲しみのツイートをするとても残念な事態になってしまいました…

本日4/12(火)、開園前に #キリン の「ひまわり」♀が #岩手サファリパーク に向けて旅立ちました。
長旅に備えて、水や餌も積み込んで、準備は万全です。
最後はみんなで見送りました。

ひまわり、岩手でも元気でね。

神戸市立王子動物園側はというと、ひまわりの出発時は問題となっている”輸送箱”の画像と共に出発のツイートをしていました。




キリン「ひまわり」に動物虐待「死因は熱中症で獣医師不在説も」

神戸市立王子動物園から岩手サファリパークへ移送の際、キリンのひまわりが入れられたのは鉄製の箱でした。しかも、ひまわりが首や手脚を曲げなければ入らない大きさだったと言います。

ひまわりが輸送直前に首をひょっこり出している画像を見ると、蓋をされたひまわりが中でどれほどに苦しい格好になっていたかは誰でも想像がつくでしょう。

しかもこの日の日本列島は、4月前半とは思えないような暑さに見舞われました。

ひまわりが入れられた箱にはごく小さな穴が数か所空いているだけで、通気性に関しては全く考えられていませんでした。しかも鉄製で、中でひまわりは辛い体制のままでいます。これは…考えられませんよね。

ひまわりが出発した時の神戸市立王子動物園のツイッターの投稿時刻は午後7時近くだったので日中の暑さを避けたのではと考えられますが、それにしても箱の中は相当な暑さだったと思います。

「長旅に備えて水や餌も積み込んで」ともありますが、真っ暗で体制も変えられないような狭いところでひまわりは水を飲むことさえできなかったのではないでしょう。暑くて苦しくて不安で悲しくて…ひまわりのことを思うと本当に可哀想です…

普通に考えて、この時期にしては、異常な猛暑の中日中の移動なんて…。
車の中どれだけの暑さになりますか?
喉の渇きもあったろうに。

拷問でしたかなんでしょ。
なんて酷いことしたの…。
動くことも出来ず、水も飲めず灼熱地獄そのものです。
動物虐待ではないでしょうか。

報道に対するコメントやSNSには「動物虐待だ」とする声が非常に多くありました。

ひまわりは繁殖のため岩手県一関市の岩手サファリパークに移すことになり、12日朝に専用の輸送車に乗せられ出発。同日午後7時半ごろ、新潟市内の北陸自動車道・黒崎パーキングエリアで休憩中、輸送箱の中で死んでいるのが確認された。3時間前に健康状態をチェックした際には異常はなかったという。

産経新聞

また、「3時間前に健康状態をチェックした際には異常はなかった」という発言には非難の声が殺到。

「3時間前に健康状態をチェックした際には」3時間前!昨日のあの暑さの中、3時間もの間、様子を見る事をしなかったとは…!驚愕です。信じられません。これ事故じゃない。事故なんて言葉で済ますのは簡単ですが完全に人災じゃないですか。人に殺されたんですよ。人の都合で移動させられて、「種の保存のため」「繁殖のため」なんて言っても結局人間が動物達が生きる野生の環境を色々破壊しているからそういう事も言わなきゃないけなくなる(言い出す)んじゃないですか。人間が滅びるのが世の多くの生き物、地球にとっても1番平和なんだと思う。命を何だと思っているのか。少なくともこんな扱いをする時点で飼育だとかに関わる資格はないです。何か罰則を与えてほしい。

「動物の命を繋げるため」に人間が勝手にやってたことが、こうして動物の命を奪ってしまった。支離滅裂です。

輸送中も獣医師はいたのでしょうか?
つねにキリンの体調を気にしながら輸送してたのでしょうか?
動物を運んだことのない一般の輸送車だったのかしら?

自分のペットですら車で移動させるときには常に声を掛け、体に異常がないかなど心配で心配でたまらないのが普通ですよね。もし輸送車に獣医師が同乗していたなら、何度も何度もひまわりのことを確認していたはずです。道路状況などでもしも1時間以上も確認できない状況になるのだとしても、カメラを取り付けるなどして常にヒマワリの状態を見ていられるようにするはずですよね。

3時間も見ていなかったということはつまり、輸送車には動物園のスタッフや関係者、獣医師が乗っていなかったのではということが考えられます。もし、「いや、そのような人たちは”乗っていました”」と公表されたとしたら…耳を疑います。有り得ないです。


キリン「ひまわり」は輸送箱に慣れていた


https://www.homemate-research-zoo.com/useful/14010_zoo_095/

首の長いキリンはどう運ぶ?
ゾウのような巨大な動物やトラやライオンなどの猛獣の輸送も大変ですが、中でも大変なのは首の長いキリン。道路交通法では、道路を走る自動車の高さは、3.8m(または4.1m)までと制限があります。4mを超えるキリンもいますから、このままでは運ぶことができません。そのため、低床トレーラーという特殊な車と、頭を上げないようにおおいのついた特製の輸送箱を用意して、首を少し前に伸ばした姿勢で運ぶそうです。

あるサイトにはキリンの輸送方法についてこのように記載がありました。箱の中でクビに加え手脚も曲げた状態で入れられていたひまわりはこの画像よりも何倍も酷な状態にあったと言えます。

「キリン 輸送」で検索すると、首を出した木製の箱での輸送風景が出てきます。今回、通気性のない鉄製の箱で、しかも首を曲げた体勢で蓋をする状態での輸送になった経緯を明らかにし、説明すべきです。そうでなければ、ひまわりちゃんが浮かばれません。

キリンを車で移送する際に使用する輸送箱について調べると、木製の箱できちんと息が出来るように顔を外に出した仕様のものが一般的とみられます。

 

 

しかも車での移送が決まると、当日に向けて何日も実際の輸送箱に入れてみてキリンに身体を慣れさせるというのは当たり前の事です。

もうすぐ上野動物園にお嫁に行く盛岡生まれのキリン“リンゴ”(1歳・メス)は、現在輸送箱に入る練習中。最初から警戒せずにすんなり箱に入ってくれて、とっても良い子、助かります。一時的に姿が見えなくなることがありますが、その時はお許しください。

神戸市立王子動物園でひまわりはこの慣れさせる練習もしていなかったのではという意見もありましたが、ひまわりは事前に輸送箱に入る練習を繰り返していました。

4月に岩手サファリパークへ移動予定のヒマワリお母さんのマリンに見守られながら移動箱に慣れる練習を行っています




キリン「ひまわり」はNHKドラマ撮影中にも亡くなっていた

2007年 6月20日 、大森山動物園ではたいよう以来となるキリンの赤ちゃんが生まれた。このメスのキリンは、たいようの父であるジュンと、メスのリリカ(2002年 6月21日 盛岡市動物公園 生まれ)との間に生まれたため、たいようの異母妹にあたる。愛称は園内キリン舎そばの応募箱に入れるかたちで募集され、「ひまわり」と決定したが、記念イベントなどは行なわなかった。

ひまわりは体が小さく、成長の遅さがみられ、離乳期にも母キリンからなかなか離れなかった。乳離れして間もない頃、たいようをモデルにした骨折したキリンを獣医 が救うというドラマ仕立てのテレビ番組を製作する企画が持ち上がった。2008年 3月にNHK で放送予定の『ワイルドライフ 』第3話『子キリン・銀河』であり、東京都 の制作会社アジア・コンテンツ・センター が撮影を行なっている。大森山動物園は番組の内容を評価できるものとし、園内での撮影を許可した。撮影は12月10日 から行なわれ、ひまわりを生まれて初めてリリカから離し、カメラマンらが覆いを被って檻に入って撮影をした。撮影2日目からリリカやジュンにストレスに由来する症状がみられ、飼育員が撮影を中断させた。3日目に撮影が終了すると、ひまわりは弱った様子をみせた。

その3日後、12月15日 に、リリカが循環器不全のため急死した。さらにひまわりも12月20日 に体調を崩し、翌12月21日 21時45分に死亡した。ひまわりの には潰瘍 のあとが見られた。死亡原因として母キリンが死んだことや母がいないことへのストレスが考えられている。

ウィキペディア

これは2008年に、NHKドラマの撮影が原因で母キリンと子キリンが相次いで亡くなった話です。

いつも一緒にいた2頭が引き離され無理やり撮影させられたせいで、まず母キリン「リリカ」が亡くなり、リリカが亡くなって僅か数日後には母親がいなくなったストレスで子キリンも亡くなってしまったのです。

その子キリンの名前こそが、今回神戸市立王子動物園から岩手サファリパークへ移送途中で亡くなったキリンと偶然にも名前が同じで「ひまわり」でした。

このような事例を見ると、今回亡くなってしまったひまわりもただの熱中症では済まされず、多くのストレスがあったのではと思わざるを得ません。

死因は調査中??

獣医さんまともですか??こんな長時間狭い箱の中でどんな辛い状態で移送され

誰も異見する人はいなかったのか?

ひまわりちゃん可哀想だったね。

輸送前の状況を見て、「こんなんでひまわりちゃんは岩手まで大丈夫かな?」と思った方はスタッフさん含めきっとたくさんいたことでしょう。でも、だれも止められなかった。あのとき誰かが「こんなんじゃだめだ」と止めていたら、ひまわりの尊い命は失われなかったはずなのに…。本当に悔しいです。

ひまわりちゃん、長旅お疲れ様です。到着したらゆっくり休んでね。家族や仲間と離れしばらくは寂しい日が続くかもしれないけれど、岩手でも大切にされて、元気で幸せに暮らして下さいね。
王子で会えないのは寂しいけれど、ずっと応援しています!岩手に行く機会があったら必ず会いに行きますね

ひまわりちゃん
岩手でも幸せに暮らしてね

ひまわりちゃん
いってらっしゃい。
向こうでもみんな首をキリンさんにしてひまわりちゃんの到着を待っているよ。
大事にしてもらってね。

ひまわりちゃん
もう岩手に着きましたか?
降りたら全く違う景色が広がり、驚いていることでしょう。みんなと離れて寂しいでしょう。
でも、ひまわりちゃんなら、きっとすぐにお友達ができて人気者になれると思う。だって、お名前がひまわりだもの。
輝く笑顔で幸せでいてね。応援しています。

こんなにもひまわりを愛するたくさんの人たちに温かく、優しく見送られたひまわり。たくさんの人がひまわりのこれからの明るく楽しい生活を願っていました。本当になんでこんなことに…。涙が止まりません…

追記:キリン「ひまわり」の死因は呼吸不全

 神戸市立王子動物園(同市灘区)から岩手サファリパーク(岩手県一関市)へ移送中に死んだキリンの雌「ひまわり」(1歳)の死因について、同パークは16日までに「呼吸不全および循環器不全と考える」と発表した。

神戸新聞

ひまわりの死因が明らかになりました。予想の声が多かった「熱中症」については、可能性が低いとのことでした。

ひまわりは長旅により輸送箱の中で同じ体勢でいるのが苦しくなり、体勢を変えようとしたところ誤って転倒してしまいました。そのときに、箱が狭かったために首を折り曲げた状態から一人では自力で元に戻すことができず、息が出来なくなってしまったのです。

本当になんてかわいそうに…。きっと箱の中でひまわりは「助けて、誰か助けて」と泣き叫んでいたことでしょう…。「お母さん、お父さん」って、苦しみながら亡くなって行ったかと思うともう胸が張り裂けそうな思いです。

なんで3時間もの間、一度も確認してあげなかったのか。輸送車に同乗していた人間はきちんと説明すべきだと思います。

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