ゆっくり茶番劇

海特許事務所への不信感「二度の移転に費用改定…客とは連絡付かず」

ゆっくり茶番劇」を商標登録したユーチューバーの柚葉/Yuzuhaさんが、出願の代理を依頼したという海特許事務所が話題になっています。

海特許事務所について調べると、いくつかの不信な点が発覚しました。

海特許事務所への不信感「二度の移転に費用改定…客とは連絡付かず」


https://www.kaipat.com/

<海特許事務所 業務内容>

特許出願、実用新案登録出願、意匠出願、商標出願、海外出願 顧問サービス、ライセンスビジネスのアウトソーシング 知財戦略の作成、侵害事件

事務所移転のお知らせ
2017/11/01

この度弊社は2018年1月1日に下記住所に移転し業務を行うこととなりました。また移転に伴い、電話番号を変更致します。
2017年11月1日より新事務所の住所に書類を送付頂くことも可能であり、新電話番号も繋がります。

平成30年1月1日
新所在地:〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-8-3
丸の内トラストタワー本館20階
TEL:(0800)300-8760(フリーダイヤル)
TEL:(03)6696-6115(変更します)
FAX:(03)6740-8322

海特許事務所
所長弁理士 古岩 信嗣

今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

海特許事務所は2018年1月1日に1度目の事務所移転をしました。新所在地住所は「東京都千代田区丸の内」という一等地でした。

なお、丸の内トラストタワー本館のレンタルオフィス利用料金は月15万円~とのことです。

それから僅かおよそ2年後、再び事務所は移転の旨を伝えます…

事務所移転のお知らせ
2019/10/15

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さてこの度、弊所は下記に移転することになりましたのでご案内申し上げます。
また、これに伴い電話番号も変更となります。

東京から千葉県への移転となりますが、これに伴い弊所の対面相談のシステムも変更致します。
現在は対面相談は全て「¥20,000/時間+消費税」としておりましたが、弊所までお越し頂く場合は初回1時間までの対面相談は無料となります。
ただし、アポイントなしの飛び込みは全てお断りしております。
必ずアポイントをお取り下さい。

事務所は車でお越し頂くことも可能です。
車でお越し頂く場合は事前にお知らせ下さい。

旧住所についてはしばらくの間、郵便物が届くようにしておきますが、早めに新住所へ切り替えて頂きますようお願いします。

今後とも倍旧のご支援、ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和1年11月1日より
新所在地:〒285-0858
千葉県佐倉市ユーカリが丘4丁目1番1号
スカイプラザモール3F CO-LABO SAKURA
海特許事務所
所長弁理士:古岩 信嗣

2度目の事務所移転は2019年11月1日。丸の内に移転してから僅か1年10カ月後のことでした。

丸の内から千葉の佐倉市へ…これは丸の内トラストタワーの利用料金支払いが苦しくなったと考えるのが妥当でしょうか…。もちろん他の理由があった可能性もありますので悪しからず。

さらに、このタイミングで海特許事務所は、対面相談の費用を”1時間2万円”から”初回1時間まで無料”にすると発表。これは特許事務所を運営するような立場からしたら、プライドを捨てただいぶ覚悟がいる決断だったのではと思います。海特許事務所はそこまでしなければお客さんを呼び込めないようなところだったのでしょうか…。

またこのように経営不振が囁かれる中、海特許事務所はお客様に関して以下のような文章も出していました。

弊所の移転に伴い、弊所にご依頼頂いているお客様にお知らせをしているのですが、メールアドレスの変更や移転等により連絡が取れなくなっている方が複数おられます。

連絡が付かないお客様に関しては会社への電話連絡等でお知らせをするようにしています。

弊所では出願した全案件に関して期限管理も行っていますので、連絡がとれない場合は拒絶理由のお知らせや、更新のお知らせができず、お客様にご迷惑をおかけする可能性があります。

連絡先が変更になった場合、担当者が変更になった場合、移転された場合は、必ずお知らせ頂きますようお願いします。

案件の依頼中にお客様と連絡が付かなくなる…こんなことってあるでしょうか?しかも”複数”いると記載されています。無料案件であれば分からないでもないですが、お客様は高額な費用を予め海特許事務所に支払っているはずです。よほどの不信感がなければお客様から連絡を絶つなどのことは考えられません。


海特許事務所声明文「ゆっくり茶番劇について」

16日、海特許事務所は公式サイトに「ゆっくり茶番劇」に関する声明文を公表しました。


海特許事務所最寄り駅のユーカリが丘駅に爆破予告

1.謝罪
皆様に愛されている商標であることを存じておらず、ご迷惑をおかけ致したこと申し分けございませんでした。

2.爆破予告について
「ゆっくり茶番劇」を愛しているからこその行為かもしれませんが、冗談ではすまされませんので直ちに通報致しました。
今後については警察が事件として取扱うのかは分かりませんが、協力を求められた場合は協力致します。

海特許事務所

16日、海特許事務所の最寄り駅である、山万ユーカリが丘線・ユーカリが丘駅に何者かによる爆破予告がありました。これは明らかに「ゆっくり茶番劇商標登録」に関係する事案であり、海特許事務所側も直ちに通報したことを報告しました。

【お知らせ】山万ユーカリが丘線・一時運転見合わせについて

本日15時頃、ユーカリが丘線に対して爆破予告がありました関係で、ご利用のお客様及び職員の安全を確保する為、ユーカリが丘線はユーカリが丘駅発14:02~、こあらバスはユーカリが丘北口発14:05~(ユーカリが丘駅南口14:40発:102系統便を含みます。)それぞれ、ユーカリが丘線車両及び施設の安全が確認されるまでの間、電車及びバスの運転を一時見合わせます。

尚、代行運送などはございません。ご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛け致します。

この件に関しては柚葉/Yuzuhaさんもすぐにツイッターで反応しました。

トレンドに「爆〇予告」が入っていますが、「爆〇予告」や「〇害予告」や「関係各所への迷惑行為」は犯罪です。

この件に関して会社も私も何度も言っています。
「関係者及び関係各所への迷惑行為は禁止」と。

商標権は合法です。
反対勢力一部方々が行った過激な行動は全て違法です。

鉄道関係者からしたら「いったい誰の影響で…」と言いたくなるところでしょうが…。

その後ユーカリが丘線については無事安全が確認され、通常通り運転が再開されました。

【お詫び】爆破予告による山万ユーカリが丘線・こあらバス一時運転見合わせについて

爆破予告がありました為、本日(16日)14:00頃より運転を見合わせておりました山万ユーカリが丘線及びこあらバスについては、点検の結果、列車や駅施設の安全が確認されましたので、山万ユーカリが丘線は、ユーカリが丘駅16:02発の列車より、こあらバスはユーカリが丘駅北口16:05発のバス(ユーカリが丘駅南口16:05発:101系統便を含みます。)より、それぞれ運転を再開いたしました。

ご利用のお客様には、大変ご不便をおかけ致しました。



ネット検索しても件数的には数万件程度だった

3.弊所の見解について
(1)出願について
自身がYoutubeのチャンネルで使用したいと希望されていましたので調査を行った上で出願の代理を行いました。
調査において使用されている事例は見うけられましたが、周知商標(全国的に広く知られている)とはなっていないと判断しています。
よくご存じの方にとってはこれだけ使用されているのにと思われるかもしれませんが、当時のインターネット検索でワードを限定して検索しても件数的には数万件程度であり、周知と呼べるレベルではないと判断しています。
以上より、出願人が自身のために使用する商標(商標法第3条第1項柱書)として代理していますので代理に問題はありませんし、出願する行為にも問題はありません。
もし、出願の段階で不正の目的があったのであれば、弁理士の責任として当然ストップをかけます。

(2)審査について
出願するとすぐに公開されます。
そこから審査着手まで一定の期間(4~6カ月)があります
その間に登録されるのに問題があると考えた方は刊行物提出書を提出することで情報提供を行えます。
全国的に周知ではない商標だが、ある限られた範囲において周知になっているような商標は、このような情報提供により我々弁理士も審査官も気付くことができます。
実際に情報提供により事実を知り、出願を取り下げるように説得したり、代理人を辞任したりすることはあります。
ただし、本件は公開から登録まで一切の情報提供がなされていないことから残念ながら限られた範囲で周知であることに気付くことができませんでした
従って、審査官の判断にも現状で誤りはありません。

海特許事務所

ゆっくり茶番劇の担当してた海特許事務所の文書、どう検索したら数万件しか出てこないのか分からんぞい ちなみに2021年以前の条件で検索かけると1880万件も出てきます、なぞ

海特許事務所は「ゆっくり茶番劇」について、「当時のインターネット検索でワードを限定して検索しても件数的には数万件程度であり、周知と呼べるレベルではないと判断した」と述べています。しかしSNSでは「数万件どころではない」と反論の声が相次いでいます。

柚葉/Yuzuhaさんが「ゆっくり茶番劇」の商標出願をしたのは2021年9月13日でした。上記の方の情報によると、2021年以前の条件で検索を掛けたとしても1880万件もでてくるとのことです。海特許事務所は言ってることがめちゃくちゃですよね…。

さらに、海特許事務所は「出願するとすぐに公開されます」と述べていますが、特許庁のホームページには「原則として出願日から2、3週間程度経過後、出願内容が一般に公開されます(出願公開)」と書かれていました。こういう細かい所も「杜撰」「不信感」と言われてしまうところなのではないでしょうか。

また、海特許事務所は「本件は公開から登録まで一切の情報提供がなされていないことから残念ながら限られた範囲で周知であることに気付くことができませんでした」と言っていますが、「ゆっくり茶番劇」が商標出願されていることはJ-PlatPat(特許情報プラットフォーム)で検索して初めて知ることが出来る情報であり、今反論している人たちがその時点で反論(情報提供)できるわけがないでしょう。

海特許事務所、言い訳した事により自分達が如何に適当な仕事をしているのかをバラしている感が否めない。

まさに海特許事務所の言い分は「言い訳」にしか聞こえないですよね…

(3)登録後
その後の異議申立期間でも何の異議もない状況だったので権利行使をされたのでしょう。
異議申立期間が終了してから権利行使されるのは当然であり、異議申立期間中に権利行使をされるようなことの方が珍しいです。
誰か異議がないか確認する期間だからです。
権利行使についてですが、弊所は一切関わっていないのでインターネット上での情報しか存じておりません。
もし単に周知商標を独占することで利益を得ようとしているのであれば不正の目的(商標法第4条第1項第19号)に該当する可能性があるでしょう。
(4)今後について
商標権者と本商標は自身の商標であるはずと思われる方との間で話し合い等が行われ、場合によっては無効審判がなされるでしょう。
無効審判においては全国的な周知性がなかったとしても、一地域で周知商標であったことを主張する(同項第10号)、混同を生じる可能性(同項第15号)、不正の目的(同項第19号)で争われるのではないかと予想されます。
弊所がそれに対してどう関わるかは、商標権者の考えをまだ確認できていませんので確認してからとなります。 

海特許事務所

商標「#ゆっくり茶番劇」につきまして皆様からのご意見を受け、関係各所と再検討しましたところ、使用料のお支払いは不要と定めることに決定致しました。

今後、使用料(ライセンス契約)は不要になります。

但し、権利は当社のものとして存続いたします。

よろしくお願いいたします。

海特許事務所は、「もし単に周知商標を独占することで利益を得ようとしているのであれば不正の目的(商標法第4条第1項第19号)に該当する可能性があるでしょう。」と発言。そして柚葉/Yuzuhaさんの「使用料10万円の支払い」は見事これに該当し、なかったこととなりました。次は無効審判でしょうか。


「ゆっくり茶番劇」は「ZUN氏の東方Project」との関係は一切御座いません

4.商標の制度について
日本は先願主義、登録主義を採用しています。
単なる文字商標に著作権はありませんし、特許のような新規性という概念もありません。
誰が創作した造語かなどは商標登録する上で問題にはなりません。
同じ文字商標であっても商品や役務が異なれば登録されますし、例え第三者が使用している商標であっても、自身が正当な権利者だと考えて出願すれば、周知商標でなければ先に出願した商標が登録されます。

しかし、先願主義、登録主義にも弊害があります。
本来登録されるべき方が登録を受けることができず、悪意を持って登録されてしまう可能性もありますし、悪意でなくとも本来は登録されるべきでない方に登録されてしまう可能性があります。
従って、そのような状況でも法的に対応ができるように、情報提供、異議申立、無効審判という制度が設けられています。
このような制度のおかげで先願主義、登録主義による弊害を補っています。
情報提供、異議申立、無効審判は決して珍しいことではなく、本件のようなインターネットで炎上してしまうような案件でなくても行われています。
すなわち、法的に成立している商標権については法的に対策ができるようになっており、法治国家ですから法律に基づいて対応していけばよいことになります。
皆様に愛されている商標とはつゆ知らずご迷惑をおかけいたしました。
関わった以上私も真摯に対応していきたいと思います。
ただし、業務の支障になるような行為は控えて頂き、冷静な対応をお願いしたいと存じます。
関係者以外から問い合わせ頂いても今後は個別に回答はできませんのでご了承下さい。

海特許事務所

海特許事務所は文字商標に関して、「誰が創作した造語かなどは商標登録する上で問題にはなりません。」と述べています。

皆さんお疲れ様です。

※気になる発言を確認いたしましたので公にお答えさせて頂きます。

①「ゆっくり茶番劇」は「ZUN氏の東方Project」との関係は一切御座いません。(動画タイトルであり全くの別物です)

②「〇害予告」及び「関係各所への犯〇予告」が確認された場合は被害届を提出いたします。

そして柚葉/Yuzuhaさん本人も、「「ゆっくり茶番劇」は「ZUN氏の東方Project」との関係は一切御座いません。」とツイートしました。これだけ有名なワードに対して「関係がない…」海特許事務所側も柚葉/Yuzuhaさんもこれはいくら何でも通用しないのではないでしょうか。

例えば2017年には、「PPAP」や「ペンパイナッポーアッポーペン」などの文字を、ピコ太郎さんや契約会社のエイベックス社とは全く無関係な会社が商標出願しているということが分かり、話題となったことがあります。この件について当時特許庁は以下のような声明を発表していました。

「最近、一部の出願人の方から他人の商標の先取りとなるような出願などの商標登録出願が大量に行われています。しかも、これらのほとんどが出願手数料の支払いのない手続上の瑕疵のある出願となっています。

特許庁では、このような出願については、出願の日から一定の期間は要するものの、出願の却下処分を行っています。

また、仮に出願手数料の支払いがあった場合でも、出願された商標が、出願人の業務に係る商品・役務について使用するものでない場合(商標法第3条第1項柱書)や、他人の著名な商標の先取りとなるような出願や第三者の公益的なマークの出願である等の場合(同法第4条第1項各号)には、商標登録されることはありません

したがいまして、仮にご自身の商標について、このような出願が他人からなされていたとしても、ご自身の商標登録を断念する等の対応をされることのないようご注意ください」

特許庁

こうして「PPAP」や「ペンパイナッポーアッポーペン」などの文字は登録を回避されたわけですが、「ゆっくり茶番劇」は既に登録がされてしまった後です。

しかし海特許事務所によると、仮に全く関係のない人物に先に登録されてしまったとしても、情報提供、異議申立、無効審判制度があるとのこと。つまり、「ゆっくり茶番劇」の発案者である東方project原作者:ZUN氏、ゆっくりAA製作者:Dプ竹崎氏、ゆっくりのイラスト作成者:まそ氏がいずれかの行動を起こせばすぐにでも商標登録は無効にできるという見解です。

海特許事務所は「関わった以上私も真摯に対応する」とのことです。依然10万円の使用料は頂かないものの、「権利」は自分のものと発言している柚葉/Yuzuhaさんですが、「権利」もなくなる日は近い…のかもしれません。

柚葉/Yuzuhaさん「商標権抹消登録申請」

柚葉/Yuzuhaさんは23日付で「ゆっくり茶番劇」の商標権抹消登録申請を行ったことを公表しました。

関係者各位

商標「ゆっくり茶番劇」(登録第6518338号)について令和4年5月23日付で下記の通り抹消登録申申請を行ったことを公表する。

事由 : 関係者等に対する誹謗中傷及び名誉棄損・虚偽・捏造された情報の流布により本来の目的を全うすることが困難となった為。

注) 下記画像の無断使用を禁ずる。