知床観光船

知床遊覧船がブラックな理由「船長は日給8000円のアルバイトで寮費と食事代は自己負担」

shiretokoyuransen

北海道・知床半島沖で行方不明になっている観光船の運営会社「㈲知床遊覧船」に対し、豊田徳幸(とよだのりゆき)船長(54)は以前自身のフェイスブックで「ブラック企業」と語っていました。

知床遊覧船がブラックといわれる理由について、会社の実態を調査しました。

【関連記事】

知床観光船の救命胴衣は「チョッキ型の腕を通すだけのもの」

小山昇は元”犯罪者”「桂田精一に悪天候出航を指示していた」

河口洋介さん(香川県丸亀市)「坂出市役所の生活環境課」知床観光船被害者

橳島優さん(千葉県松戸市)「筑波大卒JR貨物勤務」知床観光船被害者

加藤七菜子ちゃん(東京都葛飾区)「小柄なかわいらしい年少さん」知床観光船被害者

小池駿介さん(福島県会津若松市)「会津の経済界を支える人」知床観光船被害者

林善也さん(佐賀県有田町)「不動産会社会長」知床観光船被害者

加藤直幹さん(東京都葛飾区)「IT企業のエンジニア」知床観光船被害者

鈴木智也さん(北海道帯広市)「珍走団バイクで爆音かますDQN」知床観光船被害者

知床遊覧船がブラックな理由「船長は日給8000円のアルバイトで寮費と食事代は自己負担」

豊田船長は先月、フェイスブックに「ブラック企業で右往左往です」と投稿していました。

テレ朝news

こちらが観光船「KAZUⅠ(カズワン)」を運行していた豊田徳幸船長のfacebookです。豊田船長の顔写真は既に報道に出ているので間違いありません。

 

知人「豊田さん、人相が変わって来た!笑 北海道での仕事は、大丈夫ですか?」

豊田徳幸さん「ブラック企業で右往左往です。」

豊田徳幸船長は今からわずか4週間前に、知人からの「北海道での仕事はどうですか?」という質問に対して「ブラック企業で右往左往です」と答えていました。

https://www.shiretoko-kazu.com/

今回知床半島沖で事故を起こした観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の運航会社は「㈲知床遊覧船」です。この会社はつい最近にも遊覧船の”甲板員”と”船長”の求人情報を出していました。




世界自然遺産の宿 しれとこ村 グループ合同募集

・職種
[A]ホテル業務 遊覧船業務 北海道 知床 個室寮 ペット入居OK

・給与
日給8000円~(経験・能力により優遇)
※寮費・昼夕2食ともに自己負担あり

・アクセス
斜里郡斜里町
JR知床斜里駅からバスで50分

・時間帯
朝、昼、夕方・夜

・こだわり条件
未経験・初心者OK、交通費支給、まかない・食事補助あり、寮・社宅・住宅手当あり、リゾート、友達と応募OK

・勤務期間
即日~11月上旬(応相談)
★長期希望の方も歓迎!
★3ヶ月~短期希望も相談OK!

・雇用形態
アルバイト

しれとこ村グループ募集!稼ぎ〇!ペット可!個室寮!美味まかない!アクティビティ体験も豊富!

ウトロ地区にあるしれとこ村グループで、2022年夏を見据えた大募集!世界遺産海域目の前の旅館や、日本で唯一世界自然遺産に泊まれるホテル、海から世界遺産を楽しむ遊覧船など、多種多様な仕事をご希望に合わせてお任せします!

仕事情報

・個室寮について
寮のタイプはいくつかあるので、ご希望の合わせて選べます!

・仕事内容
※希望を考慮した上で、配属部署を決定します。
※担当業務が多岐にわたる場合があります。

・遊覧船事業
(1)甲板員…各種乗船業務、お客様への観光名所情報提供など。
(2)受付・駐車場案内…予約処理、お客様対応など。
(3)船長…船の運転業務がメイン。

★お客様から「ありがとう」と言われたり、お礼のお手紙をいただいたり、やりがいのある仕事です。

・こんな人が欲しい!
◎経験よりも意欲のある方積極採用!
◎お客様を笑顔にすることに喜びを感じる方
◎チームワークを大切にされる方
◎人手の必要な仕事に柔軟に対応できる方

・宿泊事業
(1)フロント…お客様の対応、予約管理など。
(2)客室清掃…布団の上げ下げ、館内やお風呂の掃除など。
(3)調理場…未経験の方は簡単作業からスタート!調理師免許をお持ちの方は優遇!
(4)食堂ホール…料理の上げ下げなど、ホール業務全般。
(5)ランプ磨き・送迎業務

募集情報

・勤務地
≪北海道 知床 ウトロ温泉≫
★しれとこ村グループ5施設にて合同募集!

【世界自然遺産の宿 しれとこ村】…エゾシカやキタキツネが遊びに来る山間の温泉旅館。

【流氷と温泉の宿 海に桂田】…オホーツク海を一望できる温泉旅館。

【知床遊覧船】…ヒグマ目撃率94%!遊覧船事業部。

【秘境知床の宿 ホテル地の涯】…日本で唯一、世界自然遺産に泊まれるホテル。

【知床ホステルハナレ】…本格的なゲストハウス。

・勤務曜日・時間
6:00~22:00の間で実働8h
※通し勤務、中抜け、どちらの可能性もあり

・資格
◎未経験者歓迎!
◎接客業の経験があると尚可!
◎普通自動車運転免許をお持ちの方歓迎!
◎英語、中国語ほか外国語を話せる方歓迎!

・採用予定人数
20名の合同募集

・休日休暇
週休制(シフトによる)

・待遇
◆個室寮あり(無料または寮費1日300円~自己負担)
◆ペットも一緒に入居OK
◆昼夕2食付き(1食300円の自己負担)
◆無料Wi-Fiあり
◆天然温泉は毎日無料利用OK
◆交通費規定支給
⇒3ヶ月以上勤務で上限1万5000円
⇒5ヶ月以上勤務で上限3万円
◆社会保険制度あり
◆【知床遊覧船】の小型船乗船無料体験可
◆決算賞与あり(または帰省時のご苦労様手当あり)
◆正社員登用あり

応募情報

・面接地・他
面接は『しれとこ村つくだ荘』にて受け付けています。
遠方の方はSkype、LINEなどでの面談も対応いたします。
≪勤務地≫世界自然遺産の宿 しれとこ村
099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ中島125

・応募方法
「応募する」ボタンより必要事項を入力の上、ご送信ください。WEB応募は24h受付中です!お電話でのご応募もお待ちしております。

・応募後のプロセス
選考は電話と履歴書にて進めます。詳細については追ってご案内いたします。

・事業内容
温泉旅館、民宿
※グループ系列各所で働きたい方も応相談

・代表問い合わせ先
TEL/ 090-9086-3616
採用担当/桂田(かつらだ)
※ご質問やご相談なども、お気軽にお問い合わせください!

・社名
世界自然遺産の宿 しれとこ村 グループ合同募集

・本社住所
099-4355 北海道斜里郡斜里町ウトロ中島125

「㈲知床遊覧船」の求人情報をまとめると…

  • ”船長”でも雇用形態はアルバイト
  • 日給は8000円(~)(~というのはだいたいあてにできない
  • 寮費・昼夕2食ともに自己負担あり(寮費1日300円~、食費1食300円自己負担)
  • 6:00~22:00の間で実働8h ※通し勤務、中抜け、どちらの可能性もあり(←拘束時間が長い割に給料が少ない

豊田徳幸船長がアルバイトだったのかは分かりませんが、「㈲知床遊覧船」は船長という非常に責任ある立場の従業員をアルバイトで募集していることには疑問が残ります。この求人情報詳細をみてもかなりのブラック企業と判断できるでしょう。

また、「㈲知床遊覧船」は”しれとこ村グループ”に含まれているようです。

「世界自然遺産の宿 しれとこ村」の特定商取引法に基づく表示を見ると、運営統括責任者として桂田精一さんという人物の名前が記載されています。この桂田さんこそが「㈲知床遊覧船」の社長だとする情報も多く見られますが、その事実については明らかになっていません。

知床遊覧船は「普通じゃない会社」

観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の運行会社「㈲知床遊覧船」では、数年前に”ある異変”が起きたといいます。

「一流のベテランばっかり4、5人いた。責任者ばかり4、5人いた。それを(社長が)全員解雇した」

「(Q.船の会社とは、そういうもの?)ありえないでしょ。経験者は残し、何人か解雇して、補強するというのが普通。全員解雇してということは、会社が困るとかかかわらず、安く使いたかったということ。この事故は、あるべくしてあったよ」(運航会社を知る人物)

「昔は、地元の名士みたいな人が社長だった。しかし“地方特有の感じ”でダメになった。今は、『普通じゃない会社』『船員をコロコロ代える会社』。近年、頻繁に事故が起こるようになった」(海上保安庁関係者)

「『やっぱりか』です。『やっぱり、やったか』と。長い間、勤めていたけど、去年3月で契約を解除された。人が総入れ替えになって、今は教える人間がいない」

「豊田さんは、僕がいた最後の年の夏に雇用された。半年、甲板員をやって、すぐ船長をやった。教えられるほど、教えていないと思う」

「もう一隻の観光船『KAZUⅢ』の船長は(豊田さんは)そこそこ運転できるんじゃないかとは言っていた」(「KAZUⅠ(カズワン)」の元船長)

「㈲知床遊覧船」の以前の社長は地元の名士のような人で、信頼も厚かったといいます。またその当時の船長らもベテランの優秀な人材が揃っており、無事故は当たり前、「知床遊覧船」のGoogleの評価も”4.3”という高評価で、お客さんからも大評判でした。

所が一転、数年前に社長が代わってから、「㈲知床遊覧船」は「普通じゃない会社」になってしまったというのです。新社長は当時会社に所属していた一流のベテランを全員解雇し、人が総入れ替えに。現在の「㈲知床遊覧船」の従業員は社長をはじめ、全員が「観光船の経験が浅い」「海の事を良く知らない」という有り得ない状態でした。

いまの知床遊覧船経営者は経営コンサルタントに回収を進言されて、前経営者から事業を買収したので、観光船運営に必要な知識も思い入れもなし。
コロナ禍による集客減で、コロナ前に遊覧船を買収するほど好調だった本業も傾き遊覧船運営にも焦りが生じていたと思われる。

船長は波がほとんど立たない湖のような穏やかな水面では操縦経験が、それなりにあるようだが、知床遊覧船に転職するまでは外洋での船舶操縦経験が全くなかったか、あっても経験に乏しい。
知床岬周辺の天候に対する知識も乏しく経験不足。

観光船のライバル社はゴールデンウィークが始まる頃からの運航を予定していましたが、「知床遊覧船」だけはおよそ1週間早く営業を始め、事故を起こしたのはその最初の便でした。

「㈲知床遊覧船」の現社長はお客様の安全よりも、売上金にしか目がなかったのでしょう。人の命を預かるということをいったいなんだと思っているのか。あまりにも酷すぎる…

RELATED POST