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F15田中公司一佐の人物像「子どもに好かれるパイロット」

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石川県の航空自衛隊小松基地を離陸したF15戦闘機1機が、日本海上でレーダーから消えました。機体に乗っていたのは飛行教導群司令の田中公司(たなかこうじ)一等空佐(52)と、同群隊員の植田竜生(うえたりゅうせい)一等空尉(33)です。

捜索が続けられていますが今現在もなお、乗員2人は見つかっていません。今回は2人の人物像についてご紹介します。

田中公司さんは「子供に好かれるパイロット」

  • 田中公司(たなかこうじ)1等空佐
  • 年齢:52歳
  • 出身:福岡県
  • TACネーム(愛称):JOE(ジョー)

 

田中公司さんは2011年から2014年までアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」の隊長も務めた経験があるベテランパイロットとして知られていて、総飛行時間は2800時間だといいます。小松基地に拠点を置く飛行教導群トップの群司令を務めており、「選抜されたパイロットを束ねるエリート中のエリート」です。

井筒俊司航空幕僚長は臨時会見を開き、「周辺住民らに多大な心配を掛け、おわび申し上げます」と謝罪しました。同時に「家族の心痛を思うと断腸の思い」と述べ、安否不明となっている2人の救助に全力を挙げると強調しました。

田中公司さんの素性を知るためFacebookで検索します。

全部で17のフェイスブックアカウントがヒットしました。1つずつ中身を調査しましたが、田中公司さんのアカウントと特定できるものはありませんでした。他にもツイッターやインスタ等のSNSも調査しましたが、それぞれアカウント特定には至りませんでした。

次に田中公司さんをグーグルで検索すると、笑顔で子供たちと写る田中公司さんの写真をいくつか見ることが出来ました。



※広報ちくぜんより

取材中、休日ということもあり芦屋基地から戻ってきていた田中さんを訪ねてやってきた近所の子どもたち。「兄ちゃん、兄ちゃん」と言われ、頬を緩ませる姿も。町に戻るとよく遊ぶそうだ。
「この子たちや近所のみんなは、よく航空祭にも来てくれるんです」とうれしそうに話す田中さん。筑前町とは遠く離れた場所での長期にわたる任務にもかかわらず、地域とのつながりを忘れずに大切にしている印象が強く残った。

これらの写真やエピソードからは、田中公司さんは子ども好き、そして子供たちからも人気で好かれているということが窺えます。田中公司さん自身に奥さんやお子さんなど家族がいるのかは確証が掴めませんでしたが、52歳という年齢や子供好きということからも田中さんには妻子がある確率が高いように思います。



なお、植田竜生1等空尉に関しても田中さんと同様にまずFacebookから調査しましたがアカウント特定には至りませんでした。

そしてその他twitterやInstagramに関しても、田中公司さんと同じく植田竜生さんもSNSに関しては利用されていない様子でした。

植田竜生さんはまだ33という若さですが、結婚されていても全くおかしくない年齢です。田中公司さんと同じく妻子があると確信はできませんでしたが、その可能性は否定できないでしょう。

「普段は温和でギャグなども言う明るい人。非常に心配している、一緒に乗っていた植田竜生一等空尉も若手だが将来有望なパイロットだ」
<記者>

2人の人物像について、田中公司一等空佐と10年来の交流があるという記者はこのように話していました。超エリートが揃う過酷な職場で、国民のために、仲間のために、そして自分の家族のために命を削って戦ってきた2人。今だ2人の発見に至らず、多くの国民が2人の安否を心配しています。一刻も早く救出され、無事でいてくださることを願うばかりです。

また今後2人のパイロットの家族については何か分かることがあれば、随時追記していきます。


田中公司1等空佐搭乗F15戦闘機は「通称ラムちゃん」

消息を絶った航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機。訓練で「敵役」を演じるため、特徴的なトラ柄の塗装が施されている(小松基地の公式ツイッターから)

こちらが田中公司さんと植田竜生さんが乗っていて現在消息不明になっているF15戦闘機で、航空自衛隊小松基地の飛行教導群、通称アグレッサー部隊に所属します。オレンジと黒の模様が織りなす”虎”の柄が印象的で、遠くから見てもとても目立ちます。

以前に放送された「超スゴ!自衛隊の裏側ぜ~んぶ見せちゃいます!」(テレビ東京)のアグレッサー部隊を特集した放送回では、こちらのトラ柄の戦闘機についても触れていました。

田中公司さんと植田竜生さんが乗っていたF15戦闘機は通称「ラムちゃん」という愛称で親しまれていたといいます。

アニメ「うる星やつら」のヒロイン・「ラム」が身に着けている「虎縞模様」のビキニとロングブーツを元にデザインされました。

消息不明となった現場海域では機体の一部が回収されていますが、搭乗していた田中公司1等空佐と植田竜生1等空尉の2人は現在も安否が確認されていません。

2人が乗ったF15戦闘は航空自衛隊小松基地(石川県小松市)を離陸した直後に、同基地の西北西約5キロの日本海上で突然レーダーから消えたということです。

毎日 命懸けで矢面に立って 身を粉にして平和な日本と 私たちの生活を守ってくださっている方々に、心から感謝致します。
国民全員で お二人の無事帰還を心からお祈りしたいと思います。



田中公司1等空佐所属アグレッサー部隊は空自”最強部隊”

昨年放送された「真相報道 バンキシャ!」(日本テレビ)では田中公司さんと植田竜生さんが所属するアグレッサー部隊に密着取材していました。

航空自衛隊小松基地(住所:〒923-0961 石川県小松市向本折町戊267)

石川県小松市にある航空自衛隊小松基地に”侵略者”を意味する特殊部隊、アグレッサー部隊(正式名称・飛行教導群)があります。部隊を強くするためには強い敵が必要になります。その敵役をするのがアグレッサー部隊の役目だといいます。

胸には「敗北は死」という意味のドクロマーク。肩には「一撃必殺の毒」を持つコブラのマークが。アグレッサー部隊に入れるのは数多くいる航空自衛隊の中でわずか20人だということです。

彼らは「プロ以上にプロにならなければならない」という使命を持つエリート中のエリートパイロットなのです。

戦闘機F15DJは時速700km。全部で十数機あり、空中で識別しやすくするため1機ずつ全て模様が違います。全長19.4m、最大速度マッハ2.5、20ミリ機関砲・レーダーミサイルなどを搭載しています。

機体のデザイン隊員から募集するということです。

パイロットたちは絆を深めるため、TACネームと呼ばれる愛称で呼び合っています。

日本の空を守る航空自衛隊の中で、誰からも”最強”と呼ばれる部隊、アグレッサー。華やかな表舞台で活躍するブルーインパルスを”光”とするならば、裏方に徹するアグレッサーは”影”。称賛されることは多くありませんが、彼らの日々の研鑽が、日本の空を守っているのです。



F15戦闘機が離陸直後に消息不明 事件概要

31日夕方、離陸直後に石川県の小松市沖に墜落したとみられる航空自衛隊のF15戦闘機。現在も捜索活動が続けられているが、乗員2人の安否はわかっていない。

テレビ金沢

<事件概要>

  • 日時は2022年1月31日午後5時半ごろ
  • 場所は小松基地(住所:石川県小松市向本折町戊267)
  • F15戦闘機1機が離陸直後に基地の西北西およそ5キロ付近の日本海上空でレーダーから消えた
  • この機体は通称アグレッサーと呼ばれる自衛隊の精鋭パイロットが集う部隊のもので、通称ラムちゃんと呼ばれるトラ柄の模様が施された機体だった
  • 搭乗していたのは、田中公司1等空佐(52)と植田竜生1等空尉(33)の2人
  • 現在も2人の安否は確認されていない
  • 航空自衛隊によるとF15は計4機で戦闘訓練に向かう途中だったという
  • F15が離陸した直後、管制官がオレンジ色の発光を確認し無線で呼びかけたが応答がなかったという。 また救難信号は受信していなかった
  • 2月3日、事故から丸3日が経ち自衛隊は捜索範囲を広げているが、現時点で隊員2人の発見には至っていない



追記:1人の遺体の一部が見つかる

関係者によりますと11日、現場周辺海域で1人の遺体の一部が見つかったということです。搭乗していた隊員の可能性があるとみて、身元の確認が進められています。

中京テレビ

これまでに機体の外板などが見つかっていた現場周辺海域で、新たに人の遺体の一部が見つかったことが分かりました。現在身元の確認が進められているということですが、ご家族や仲間たち、大勢の国民の願いが届かなったのかと思うと無念でなりません。

また、水深100メートルの海底では、垂直尾翼など機体の主要部分も見つかっていて、週明けにはサルベージ船での引き揚げを予定しているということです。

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